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病棟紹介

皮膚科病棟紹介

皮膚科で入院というとピンと来ない人も多いかもしれません。実際、湿疹や水虫など外来で治療できる病気が多いのも事実です。 しかし、皮膚疾患の中には体中に水ぶくれができる天疱瘡や類天疱瘡といった自己免疫性水疱症や、全身の皮膚が硬くなる強皮症などの膠原病、飲んでいる薬によって生じる薬疹、そして、悪性黒色腫や有棘細胞癌など様々な部位に生じる皮膚癌など、命に関わるものもたくさんあります。 群馬大学医学部附属病院皮膚科には、そういった重症な皮膚疾患の患者さんや、難治性のアトピー性皮膚炎、乾癬、円形脱毛症など、外来での治療で改善が乏しい患者さんが常時20−30人程度入院しています。入院患者の約 2/3は皮膚癌を含む皮膚腫瘍の方で、年間300件程度の手術と抗癌剤による化学療法などの治療を行っています。 基本的にチーム医療体制をとっており、豊富な経験を有する指導医と皮膚科のトレーニングを行っている後期研修医、また皮膚疾患を学んでいる初期研修医などがチームを作り、連携をとりながら診療を行い、当院の皮膚科医全員が参加するカンファレンスで議論を重ね、情報を共有しています。皮膚疾患は難治なものも多く、皮疹として患者さん自身も含めて誰の目にも見えるため、その状態に一喜一憂してしまいがちですが、上手に病気をコントロールし、最終的に患者さんの満足が得られるように、疾患とその治療について十分に説明し、納得していただいた上で治療を開始するように心がけています。分からないことや気になることがありましたら、いつでも気軽にお声がけください。

また群馬大学医学部では2016年より医学部学生の参加型臨床実習を行っています。将来医師となる学生が早い段階から患者さんに直接関わり、また指導医の指導の下、実際に診療を行うことでよりレベルの高い医師の育成がなされると考えています。学生が診療することに対して違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、是非ご理解いただき、学生の教育にもご協力いただければ幸いです。

群馬大学医学部附属病院皮膚科 病棟医長  安田 正人

入院患者数

年度
のべ人数
2017 449人
2016 499人
2015 469人
2014 475人
2013 508人
入院患者疾患別内訳(2017年)

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